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外食業におけるSSW(特定技能)雇用について

日本で働くチャンスが拡がっている!                   2023/7

 

日本人自体は、日本に対して自信を失っていますが、日本で働きたい!日本で暮らしたい!と言ってくれる外国人の人たちはたくさんいますね!

 

このコーナーでは、日本で働く外国人の人だけではなく、日本で外国人を雇用している経営者、マネジャーの人にも興味がありそうな話題を載せていきます。

あくまでも、すべて私見です!

 

2023年!!日本で働くルートがかくだい!>

母国に住む外国人の人が日本(外国)で働くためには、、、、、(代表的パターンの説明)

 

1, 一般的な就労系在留資格である「技術・人文知識・国際業務」で働く!

「学歴要件(Educational background requirements)」と

「会社内定(Company offer)⇒就労資格の獲得(Getting a work visa)」

この2つのルールをクリアーすることが非常にたいへんです!

    日本の日本語学校:2年間

    日本の専門学校で専門士取得:2年間

    仕事(会社)を自分でみつけて内定を得る。

    内定もらったら「技術・人文知識・国際業務」の在留資格(以下 技人国ビザ)を得る!

*母国で大学/短大を卒業していれば①と②の4年間は不要であるが、現実的には①だけ、または①と②を経る人が多い。「日本語習得」の壁が高いためか、、、、

 

2,1」と同じぐらいメジャー?で人数が多いのが、「技能実習生」です。よくTVニュース等で観るのはこの在留資格が多いです。

この資格は「日本の技能等を3年間で学び母国で活かす」という資格なので、原則的には3年で帰国となります。

ちなみに、正社員/アルバイトを問わず、この技能実習生の在留資格で飲食店で働いている人は皆無のはずです。

ただし、実習生修了後にSSWの試験に合格をすれば、特定技能1号で外食業などの実習生とは関係のない業種にて就労することが可能となります。

 

3,  在留資格「特定技能(SSW)」の登場で、外国人にとっては、もっと簡単に日本で「長く永く」働くことができるようになりました。採用側にとっては「合法的に!?」正社員採用ができる業種が増えたんです。(ただ、それぞれデメリットもあります)

 

外食業を例にとってみます、、、、

 

「特定技能1号」のメリット/デメリット

 

≪採用する側の声≫

<メリット>

・(「技人国」と異なり)正社員でキッチンやホールで長く働いてもらうことができる!

 これが最大のメリットです。

 <デメリット>

・「同等スキル/経験」の日本人採用/雇用に比べて、コストアップになる可能性がある。

・管理/報告(届出)に負荷がかかる

・退職リスクがある(外食業からの声はないが、一般的に「技能実習:転職不可」の業種の経営者からはあります)

 

≪外国人側の声≫

<メリット>

・日本語試験N4SSW外食業の試験合格の二つがあればよく「学歴要件」は不要

・転職は業種の範囲内であれば自由にできる(就労資格の変更手続きは必要です)

・都会で働くことができ、頑張れば高収入も見込める。

<デメリット>

・5年間は家族呼び寄せができない。(これは、20236月にルール変更があり、諸条件のもと5年経過後には特定技能2号への変更が可能となり、家族呼び寄せ等ができるようになった)

 

 

 

髭 ひげ ヒゲの話

 

弊オフィスに外国人からの相談あった お話

 

「支店長からは入社面接のときにはヒゲOK!と言われて入社を決めました!」

「その後、その会社の社長から、ヒゲはダメ!そらないなら内定を取消しますといわれました」

 

というトラブルが以前ありました。

 

髭を強烈に大切にする、個人、宗教、文化・・・・はあります。

どこの国というよりも、個々(育った家庭)によって大きく異なります。

それは、宗教観の強弱も同様です。

 

入社前の面談で「明確」にルールを説明する必要があります。

清潔にしていれば、、、短ければ、、、、マスクで見えなければ、、、、など、ファジーなルールの伝え方は、将来のトラブルに発展する可能性があります。

 

あと、20代若者でも日本人にとって信じられないぐらい髭を伸ばす人(例えばアゴヒゲで15cmぐらい)は、普通にいます。年齢関係ありません。日本人が知らないだけです。

 

「俺(社長)は、そこまで伸ばしていいとは 言っていない、、、、💦💦💦」とか、、、、、

 

 

 

架空の話!ですが、この話の何がルール違反でしょうか?

飲食店で「特定技能」の在留資格で採用され、キッチンとホールで働いている外国人Aさんからの質問

 

特定技能外国人「先週、技術人文国際の在留資格で入社したばかりの同じ国の外国人Bさんから基本給はいくらだった?と聞いちゃいました。」

「そうしたら、Bさんは自分(Aさん)より2万円高かった。Bさんは飲食店のキッチン/ホールの経験はないと言ってる」

「支店長に、なぜ同じ仕事で経験もないBさんが、私より基本給が2万円高いのですか?と聞きました」

 

支店長「特定技能の外国人は、管理コストが毎月かかるから、技術人文国際のビザの人より基本給がその分、低いのです。」

とていねいに回答いただいた。

 

この架空の話には重大なルール違反と、重大なルール違反になるかもしれないことが含まれています。

さて何でしょうか?

この話が本当であれば、笑えません、、、💦💦💦